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樹海② 3月20日 首都低速

8時半まで当直を行う。休前日の当直の宿命とは言え、2時間くらいしか寝られない。
14時に仮眠から目覚め、ブラックコーヒーを飲み、出発する。
14:10に自宅を出て、16時には、三郷IC近くのSAに到着した。あまりに順調な走りに
(これだと早く着きすぎてしまうから、首都高速では少し渋滞しているくらいが良いな。)
と思ってしまった。実際はその後とんでもない渋滞に巻き込まれて、少しくらいの渋滞なら……などと望んでしまった自分を叱りたくなる。

三郷ICに入る前から、渋滞となり、ブレーキを踏むことが多くなった。料金所が8列くらいあるが、どれも並んでいる。最初は料金支払いのために混雑しているのかと思ったのだが、実は、殆どの車はETCを装着しており、料金所がボトルネックになっているわけではなかった。料金所が8列あるにも関わらずその先が2か3車線くらいしか無いため、車の流れが滞っているのである。

18時の時点で、定刻の19時に宿に着くのは不可能と判断し、宿に連絡した。渋滞に巻き込まれて到着が遅れる旨を話すと、今どこにいるのか尋ねられた。東京とだけ応えると
「まだまだ掛かりますね。」
と言われた。

そのときは1時間くらいしか遅れないだろう、高をくくっていた。そもそも、事前にいわきから大月までは300kmほどで、高速道路のサイトで所要時間を調べても、それほど大きな渋滞は記載されていなかったのだ。首都高速は、昔言われていた通り、ICの出口が左側だけでなく右側になる場合もある。また首都高速自体が平面でクロスする、という場面もあった。小菅JCTと堀切JCTは、僅か700mの間に、東北道と常磐道が合流し、東京行きと千葉行きに分岐する。東北道から千葉へ行く車と、常磐道から東京へ向かう車は、この700mで交差しなければならない。渋滞で車が入り乱れていることもあるが、危ないことこの上ない。病院の先輩が以前首都高速を走ったとき、同じ道を何度も通ってしまった、と言う話を噂で聞いたことがある。確かにカーナビがなかったら、矢鱈と見知らぬIC、JCTばかりで、一体どこを行けば良いのか分からなくなってしまうだろう。もっとも、暫く走ってから気付いたのだけど、私は本来は田端とかの、都心の北側を通る予定だったのだが、知らないうちに両国、銀座、皇居と言った都心ど真ん中を通ることになっていた。多分、これが20kmほどの渋滞に巻き込まれた一因だろう。この日首都高速はどの路線も多少の渋滞はあったのだが、銀座付近の渋滞の方がより著しかったのではないかと思う。本来通る予定の道を通らなかったのは、カーナビがその道を示さなかったからである。その理由は、カーナビには池袋-新宿の路線がまだ開通していなかったのである。現在未だに、環状高速道路は完成していない。池袋-新宿ラインが出来て多少のバイパスが出来たとはいえ、未だに京葉道路、常磐道、東北道、上越道、中央道、東海道を繋ぐ道が、皇居ラインしかない、ということもある。何だかんだ言っても東京の高速道路は未だに貧弱である。バイパスがないために不要の自動車が都心に走り込んでいる

多分、両国から皇居の脇を通って、信濃町を経由し、新宿に到るまで2時間以上掛かったと思う。中央線を使えば30分で着いてしまうことを考えると、なるほど東京では「車はステータス」と言われる程、実用としては電車に劣っていることに納得する。今まで首都高速というのは、外からノロノロと走る様子を眺めるだけだったが、今は自分がそのノロノロに混ざっている。多分、外から見たら車のライトでさぞや綺麗な夜景になっていることだろう。膨大なガソリンと運転手の精神的余裕を浪費する高価なイルミネーションである。
高速道路というのは誰も住んでいないような田舎を通るもの、というイメージだったので、ビルの谷間を高速で走るのは不思議である。また、ビルの看板が矢鱈と目立つ。首都高速を走っている人を対象にした看板だった。看板なんてものは、駅のホームなどじっと立ち止まるようなところに置かれるのが普通だ。しかも、車を運転している人間は運転に熱中しているから看板を見る余裕なんて無い筈だ。それが、高速を運転している人相手の広告看板が成立するだなんて、首都高速はどれだけ普段から渋滞しているのだろう、と思ってしまった。
また、走っていると、後ろから救急車が来て道を譲った。いわきのように、救命センターが周囲50kmに存在しない所ならまだしも、東京でも救急車が高速を使わなければいけないだなんて、一体どこからどこに行くつもりなのだろうかと不思議に感じた。

八王子を過ぎた当たりから、車も空いてきた。また、先程までは道路の両脇に街灯が照っていた。どこかで見た風景だと思ったら、子供の頃に読んだ「おしいれのぼうけん」にそんな風景があった気がする。周りに建物もないのに、道だけが通り、その両脇に街灯が等間隔に並んでいる絵だ。いつの間にか街灯が消え、暗い中を走ることになる。八王子を過ぎると、間もなく目的の上野原ICに到着した。

その後、カーナビにも載っていないような細道を進み、21時45分頃、宿に到着した。予約していた夕食を食べる。鮎の塩焼き、山菜など、料理はかなり豪華だった。
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首都高速道路は“世界で一番長い駐車場”と呼ばれております。

関越や東北と比べて、渋滞した時の動かなさっぷリが半端じゃないです。それなのに、空いているときのカーチェイスっぷりも半端じゃないです。あの狭さで、頻繁にかつ迅速に高速の車線変更は危険を伴います。

東京オリンピックの時の自動車サイズ、交通量を基準にしているので、もう時代遅れなのですが、かといってあれだけ両脇にビルがそびえていると簡単に拡張もできないのです。

そんなこんなで、やはり首都高速は利用しません^^。

巨大駐車場

なるほど、日本には月極駐車場
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%9C%88%E6%A5%B5%E9%A7%90%E8%BB%8A%E5%A0%B4
の他にも、巨大駐車場が存在したのですね。

渋滞だったので逆に安全だったのかもしれません。あれを100km/hで行っていたかと思うと……。
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砧音月

著者・管理人:砧音月
東北の病院に就業中
2008年卒業

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